Blog

2025/01/17 22:27

あの地震から、もう30年か。

亡くなった方々のご冥福を心からお祈りします。

地震の事は、昨日の事のように鮮明に覚えている。
実家が兵庫で、まだ結婚していなかった私は、
当時、神戸の三宮に勤めていた。
三連休の休み明けで、前夜は、
「明日から会社かー」なんて、ちょっと憂鬱な気分で床に入った。
東京でサラリーマンをしてた店長とは
遠距離恋愛(青春時代やん)中だったから、
数ヶ月に1度は東京に遊びに行ってたけど、
1月の連休は行けなかったので、
三宮地下街のレンタルビデオ屋さんで、
フリーウィリーの映画を借りて、休日に観た。

1月17日の早朝、壮絶な揺れで飛び起きた!
関西で大きな地震が起きるなんて、そうそう無かったから、
なぜか、私は「東京がやばい」と思っていた。
私の実家は、ぎりぎりインフラも止まらなかった。
隣の明石市からは東は、電気もガスもストップしていた。
会社に行こうと駅まで向かうも、
駅から戻ってくる人だかり。
もちろん、電車など走っているはずもなく。
帰宅して、テレビの前にひたすら余震におびえてました。
報道では、死者2名~どんどん増えていき、
いつも電車から見ている長田区の景色も火の海で、
友人・知人の無事を祈るばかりでした。

もっと生きたかった命、
生きられなかった命を無駄にしないように、
生かされてる私たちは、
今を思いっきり楽しんで、苦しんで、笑って、泣いて、感謝して生きていかねば。

30年経っても、変わらず
悩み事いっぱいで、生きることにいっぱいいっぱいで、
食べることが楽しみで、怠け者で、
お笑いが好きで、、、大人になりきれてない。
子供からも学ぶことばかりで、教えるられる事はない。(汗)

しばらく会えなかった店長とは、
翌年結婚しました。
災害があるたびに、
何でもない日常が、実は一番幸せなのだと気づきます。

今日も、仕事に一生懸命で、
とくに変わったことのない一日でした。
だから、一番幸せな日です。
今を大切に過していきたいと思います。

家族みんなで食べる晩御飯も超ふつう。
でも、これが1番しあわせなんだろう。
農家のみなさんにも感謝感謝です。

いざという時のホイッスル!

便利工房なかやま

メールマガジンを受け取る