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2024/10/20 22:41

こんばんは。スタッフ しょうちゃんです。


先日、埼玉県にある
木の博物館「木力館」に行ってきました。
館長は、80才を超えてなお、ますますお元気な木を知り尽くした男。(笑)
たくさん、木の大切さ・すごさを教えていただきました。

館長は、長きにわたって、情熱的に木の良さを発信しています。
まさに木の大切さを伝える伝道師で
博物館の中は、ヒノキやヒバなどの心を落ち着かせる香りで一杯です。

館長に木のことを教えて頂いて、へえ~って感心したこと。
若い木は、たくさん二酸化炭素を吸って酸素を出します。
(年を取ると二酸化炭素をあまり吸わなくなる、人間でいうと食欲なくなるので、
 年寄りの木は切って使う。そして、植樹しながら若い木を育てる。
 若い木にどんどん二酸化炭素を吸ってもらい酸素を吐いてもらう。
 そのサイクルが、温暖化対策にも繋がるらしいのです。)
木は、70年くらい過ぎると、ようやく一人前の木となります。
人間で例えるとオヤジになるわけです。
人間のオヤジの場合、何故かオヤジ臭のイヤなニオイが出てくるのですが、
木の場合、例えば、ヒノキなら
70年くらい過ぎると、とても良いヒノキの香りを感じることが出来るようになります。
森の中に居るような気分にさせてくれる香りです。
木は、歳をとって初めてよい香りがするそうなんです。
乾燥して臭いがしなくなっても
濡れ布で木の表面をサッと拭くと
またまた良い香りが戻ってくるのです。
切られても、木はずっと生きているのですね。

これは、七転び八起きで倒れない縁起の良いお猪口だよ とおっしゃるので、
試してみました!



ヒノキのお猪口の香りで癒され
美味しい日本酒を一段と上品に堪能しました。
秋の夜長、地酒とひのきの香りと少しの肴、、、
いいですなぁ~。


一人でも、大切な誰かと一緒にでも。
是非、おススメ致します。↓



便利工房なかやま

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